いとしいこころ [ぼやき]

どうも~まさか一カ月経ってるとは… えもです
学校でやっている筝曲の発表会やら何やらで忙しかったのもありますが…


男の子はどうしても金魚が飼いたかったので

金魚すくいの金魚を持って帰りました

「ちゃんと世話できるの?」
「もちろんさ!」

男の子が小学校の、5年生の時のお話でした。


金魚はきちんと世話してくれる男の子に恋をしました。


それから月日はそれなりに流れ、男の子は中学に入学しました。
部活は悩みに悩んだ末サッカー部に入りました。
無論のこと運動部ですから、帰りは遅いです。
それでもきちんと金魚の世話をしました。
金魚はますます男の子を好きになりました。

金魚はどうしても、ガラスを越えて、男の子と同じ生活がしたいのです。
でも踏ん切りがつきません。
だって一緒に生活すると、男の子は自分の世話をしてくれなくなるかもしれないのです…。

そんなある日

ぴょい、と金魚はジャンプして、金魚鉢の外へと飛び出して
べたんっ
床に無様に着地します。

男の子は帰りが遅いです。
男の子の両親は共働きでした。

だれも金魚に気付きません

そのまま金魚は息絶えました。



              おわり

どうしようもない駄文
ある日風呂の中でぽっとおもいついたものです。


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